ハバナ滞在初日~革命広場散策~
Hola!
キューバ到着後の翌朝は爽快に目覚めた。
宿で5CUCの朝食(フレッシュジュースに味はなく、パンはなぜかラスクのようにカラカラ 笑)を食べ、早速外を散歩することに。
外に出た瞬間、「ここはキューバ!!」と再認識。
古いけどカラフルな民家がたたずみ、50年代のおんぼろ車たちがわがもの顔に走っている。
そしてときおり目にする売店らきし店(というか小屋)には、商品は陳列されておらず、薄暗い店のカウンターに置いてある黒板に、なにやらスペイン語で商品名?が書かれている。。
一体何を置いているのか?そもそも売店なのか?観光客は買うことができるのか?
謎しかなかった。確かめようにも、ここは想像を絶するほどの「スペイン語オンリー社会!」笑
水が欲しくて、「water, por favor.(←一応これだけスペイン語)」と声を掛けたら?
意味わかんない、って顔をしてた。
「water,water!」って言っても通じない。そう、観光地を離れると、ここは「水」も「右・左」も、「暑い・寒い」ですらスペイン語オンリーなのです!
「うそ~~~!?」
あら女、相当あせりました。
簡単な英語は通じるだろうと、たかをくくって超基本的なスペイン語(自己紹介、いくら?、どうやって行くの?程度)しか覚えてこなかった。
「こ、これからの10日間、どうやって生き延びようか。。。」
急に心配になってきた。でももう後悔しても仕方なし。
とにかくジェスチャーは子供のころから得意だったことを思い出し、単語ごとにジェスチャーで伝える作戦に切り替えた 笑
そんなこんなで、街歩きをつづけていたが、アジア人が珍しいらしく、すれ違うたびに皆声をかけてくる!
なぜか皆「チーナ(中国人)!」と声をかけてくる。もうこれはいちいち訂正できるレベルの人数ではないので、「ニーハオ、と返したほうがいいのだろうか!?」
とか、そんなこんなを考えながら宿から30分程歩いていると、「革命広場」が見えてきた!
「革命広場」は新市街エリアにあります。旧市街からは徒歩は難しいので、タクシー等で移動するのがラクです。
私は使いませんでしたが、観光バス(一日10CUC)を使うと一気に観光地が巡れて効率的と思います。
「あ~ここがよく写真で見る有名な場所かあ!」
観光客の群れを見て、みんな日本人じゃないのになんか「右も左もわからない外国人」カテゴリーで共通している!と勝手に仲間意識が芽生えて安心した(←ナゾ)。
革命広場一体はだだっ広く、セキュリティのお兄さんもいて守られている空間だった。ここでメーデーの演説の際には数十万人も集まるのか思うと、一種のパワースポットのような、神聖な場所のような気さえした。
続いては、向かいにある「ホセ・マルティ記念館」に入り、展望台に登ることに。
キューバでこんな高い建物はめずらしい。
展望台に登ると、ハバナの街一体を360度見渡すことができた。
小さな古い建物ばかりで、まるでミニチュアのように見えた。
「このミニチュアみたいな街に、それぞれの人生がたくさん詰まってるのかぁ・・・」とか考えながら爽快な気分で見渡していた。
一通り革命広場一体を堪能し、また30分歩いて宿に戻る。二日目以降は別のカサに泊まる予定だったので、荷物をもって移動。
また30分くらい歩き、道に迷いまくりながら、途中違うカサに着いて身振り手振りで説明したり、道端のおっちゃんが助けてくれたりしながら、ようやくたどり着いた!
(「こんなところに日本人!」の番組みたいな感動がありました 笑)
ここはとっても素敵なカサ!出迎えてくれた宿のお姉さんもスペイン語オンリーだけど、良い人なのは一瞬で分かった。
スペイン語全く分からない私に対して、根気よく必要なことを説明してくれた(泣)
やはり、どのカサに泊まるかで、旅の思い出は全く違います。カサ選び、やっぱり大切です。
初日は、まだまだキューバの環境に適応できていないので、無理をせずこの辺でおとなしくしておきます~。
Adios!
ハバナ観光~旧市街編~
Hola!
今日はハバナの旧市街について、見どころなどをご紹介したいと思います!
あら女は、10日間の滞在中、3日ほど旧市街に出向き、ぶらぶら散歩したり、レストラン、カフェやバーに行きました。
まずは、ハバナ旧市街へのアクセスについて。
ホテル滞在者はおそらく旧市街が多いと思うので、徒歩圏でいけるでしょう。カサ滞在者は、旧市街の場合は徒歩圏、新市街の場合は場所にもよりますが徒歩30分以上はかかるので、タクシーなどでの移動が必要になるでしょう。タクシー移動の場合、5CUC目安で交渉できれば相場と思います。(けっこう交渉必要ですが^^;)
続いて、観光スポットについて
ビエハ広場(プラザビエハ)
ハバナ観光の中心地的なスポットで、観光客向けのカフェやレストランを楽しめます。
カピトリオ(旧国会議事堂)
キューバではかなりめずらしく立派な建物なので、とても目立ちます。旧市街の目印にもなるので便利です。
オビスポ通り
ハバナの代表的な観光客向けのメインストリートです。観光客向けのレストランやカフェ、おみやげ物屋などが並んでいます。
こんなパレードなんかもあります。
レストランでは、絶えずミュージシャンがキューバ音楽を歌ったり演奏していて、とても楽しい気分になります♪
ヘミングウェイが通っていた有名なバー「フロリディータ」もオビスポ通りの入り口にあります。
あら女も、もちろんフローズンダイキリ注文しました♪
オビスポ通りには、こんなおばちゃん↓もいます!でも商いでやってるので、ちゃんとお金払わないと撮らせてもらえません 笑
私は3CUCで一緒に記念撮影してもらいました!
あと、ぶらぶら歩いてたら、おばちゃんに「編み込みしない?」って声かけられ(←どこの国でもよくあるやつ 笑)、ノリでやってもらうことにしました。(10CUC)
とかとか、道でおばあちゃんと目があったら、なぜか一緒に踊ることになったり。
キューバは老若男女、音楽と踊りが大好きです♪
踊りを習ったわけでもなく生まれながらに踊れるのが、ラテンの血!
マレコン通り(海沿い)
これは旧市街から新市街まで続く海岸沿いの通りです。海岸沿いなので、キューバ人の中では恋人同士で散歩したり、(ナンパしたり)するロマンチックな場所でもあるそうです。
(番外編)あら女的「観光スポット」以外の見どころ
それは、、、路地裏!!
ハバナ旧市街の「ザ・観光地」的スポットとは異なり、現地の方のリアルな生活感を味わえたり、かわいい壁のペイント等を見つけられます。
旧市街ぶらぶらしていたら簡単に路地裏に入り込めます。観光客はほとんどいません。逆に言うとアジア人は相当目立ちます (笑)
路地裏歩きの際に気をつけるポイントは、ごみや犬の○○が結構な頻度で落ちるので足元見ながら歩くことです!(苦笑)
うん、これもキューバ!
ハバナ旧市街は、「ザ・観光地」的な雰囲気が味わえて、かつ路地裏に入るとリアルな生活が垣間見れる興味深い街です!
ぜひ両サイドのハバナを味わっていただくことをおススメします!!
次回は、キューバきってのリゾート地、「バラデロ」をご紹介します♪
Adios!
いよいよ出発!いざハバナへ!~日本出国からハバナ到着まで~
Hola!
いよいよ未踏の地、キューバへ向けて出発です!
あら女は、バタバタと仕事納めをし、翌日実感のないまま空港へ。
これから長~い空の旅が始まります 笑
空の旅は、トランジット含め計22時間ほどでした!
伊丹空港―羽田空港―トロント・ピアソン国際空港(カナダ・トロント)―ホセ・マルティ空港(キューバ・ハバナ)
フライト時間はそれぞれ、伊丹―羽田(1時間)、羽田―トロント(12~13.5時間)、トロントーハバナ(3.5時間)です。
まず、カナダ経由の場合、日本の空港でチェックインの際に、キューバ入国の際必要となる「ツーリストカード」と、カナダのビザ「eTA」を取得済みか確認されます。
さて、いよいよ日本出国、羽田空港で「だしスープ」を飲み、しばし日本食とお別れを告げました(そしてこの後の10日間、本当に日本食が恋しくなりました 笑)
あら女は今回初めてエアカナダを利用したのですが、機内の設備も良く、サービスも安定しており、不安なく空の旅を過ごすことができました。
長時間フライトになると、いかに機内で快適に過ごすかが到着後の体力を左右しますが、あら女は新しく購入したネックピローのおかげで結構寝れたのであまり大きなダメージはありませんでした。
ちなみに、トロントのピアソン空港はかなり清潔で設備も新しく、椅子もたくさんあるので快適にトランジットの待ち時間を過ごせました。
さて、数時間ハバナ行きの飛行機を待ち、トロントから3.5時間の空の旅。そして、ついにキューバ到着!!
空港について、まず驚いたのは、超巨大な手荷物を持っているキューバ人と思われる人々!税関審査の列に冷蔵庫や洗濯機並みの大きさの荷物を持っている人々の長蛇の列が!!
後から知ったのですが、キューバは海外からの家電製品の輸送が制限されているので、キューバ以外の国に住んでいる家族が、キューバに帰国する際、自ら運んでキューバに持ち帰っているのだそう。(キューバでは冷蔵庫や洗濯機などの家電は製造していない)
あ~、これが社会主義かあ。。。
ちなみに、あら女はすべて荷物を機内持ち込みにしたので、荷物を待つ必要なく、入国まで長時短できました(飛行機降りてからトータル15分くらい 笑)。 そのおかげで、ラッキーなことに、空港内の両替所には誰もおらず一番乗りで両替できました♪
お次は、あら女が一番心配していた「宿までの移動!!」
「深夜だし、土地勘ないし、地図はアプリでダウンロードかつプリントアウトもしてきたものの、民家の住所なんてタクシーのおっちゃんに伝えて分かるのか!?!?」
そんな思いと、
「よく空港でタクシー代高めに請求されるって聞いたし、絶対に25CUC(2500円強)で交渉しなきゃ!こーいうのははじめの心持ちが肝心!!」ってかなり気をはりながらまわりをキョロキョロ。
そんなことしてたら一瞬で「タクシー?」っておっちゃんに声をかけられ、住所を見せると、「35CUC」って言われたけど、
「ガイドブックには25CUCが決められた値段って書いてあったし。。。ここで譲歩したら、これからの旅、弱気になりそう。。。」
と思い、なんとか粘って「25CUC」を勝ち取りました!!!
おっちゃん(交渉するだけの仲介者的な役割?)がタクシーの運転手に行き先をつげ、なにやらお金のやりとりをしているようで、どさくさに紛れて私に「30CUCだよな!」って言ってきた?
「YES」。。。じゃなくて!!「NO!!NO!! いやいや違うだろ!25CUCって決めたやん!」って返しました。
も~、うかうかしてると、こんな風にやり込められます 笑
おっちゃんは笑って、「じょーだんだよ」みたいなお茶目な顔してました。(いや、あわよくば冗談じゃなかったように思う。)
それから、おんぼろの自称タクシーに乗って、いざ宿へ!!
空港からしばらく行くと、宿(新市街)に行くまでの道路は街灯もほぼなく、真っ暗な中をタクシーのおじさん爆走する!このおんぼろで100キロ以上だして大丈夫か!?って心配なりました 笑。
でもそんな心配はお構いなし、タクシーのおっちゃんは爆音で音楽(レゲトンとたまにヒップホップ)を流しだした。あげくのはてに今度は窓を開けてノリノリで唱っている。。。!!
さらには、用もないのに、前に車が見えたらひっきりなしにクラクションを鳴らしまくっている。。。!!しかし、すごくご機嫌な模様!笑
これぞキューバ!!!
空港から30分ほどで住宅街に入り、少し迷ったものの、無事宿を発見!降りるときはちゃんと交渉どおりの25CUCで笑顔で受け取ってくれました。「ホッ・・・」。
約24時間の移動を経て、ようやく寝床をGET~!
安心と安全が確保できたところで、深~い眠りにつきます。。。zzz
次回は、いよいよハバナ観光についてレポートします♪
Hasta luego! またね~