毎週日曜開催の音楽イベント

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Hola!
今日は、ハバナ新市街にあるカジェホン・デ・ハメル」という所で毎週日曜日の正午から行われる、ナゾのルンバイベントについて現地レポートします♪
あら女は、たまたま出発前にネットで調べていた時にこのイベントの存在を知りました!

場所はこちら↓

goo.gl

さて、日曜日の正午、恐る恐るルンバイベントが開かれているであろうあたりをウロウロ。。。
あれ?なんか地図らしきところにないしどこかな~?って迷って路地を歩いていると、、、なんだか楽しげな音楽が♪♪
「もしかして!」と思い音楽を頼りに歩いていると・・・・


カラフルなペイントとか手作りっぽい建物やオブジェが並んだ、小さな町が出現!

 

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ここにいる多くのキューバ人は黒人系の方々で、欧米人の観光客らしき人も結構いました。
アジア人は見かけませんでしたが、どうやら欧米人の観光スポットになっているようです。

 

ぶらぶらしているうちに、正午をすぎると、ルンバらしき演奏が始まりました!
ルンバ、めちゃくちゃパッション溢れる音楽です!

 

全身全霊でステージで踊っているお兄さんや、これでもか!ってくらい腹の底から熱唱している女性etc.


2019年1月20日

ルンバのルーツは、昔キューバに奴隷として連れられてきたアフリカ系民によってつくられた音楽及び踊りだそうです。
あら女も、なんだか血が熱くなってきて、思わず一心不乱に踊ってしまいました!笑

 

そんな感じでステージは午後3時ころまで続きます。
その辺にいると、頻繁にお店(バー)の人や(おそらくお店と繋がっているであろう)キューバ人に声をかけられます。
ひとしきり一緒に話したり踊ったりすると、「ネグロ(←「黒人」という意味のお酒)飲みに行こう!」と誘われます 笑。

はじめは断っていたのですが、あまりにも何度も誘われるので、一杯だけおごるつもりでお店に入って飲むことに。

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はい、期待を裏切らず「おごって♪」ってせがまれました 笑
ま~しゃ~ない、これもキューバの経験、と思いお酒をふるまいました 笑。そのあとは、他のイベントにも誘われたのですが、もっとおごらされそうなのでその辺でお別れしました。

 

そんな中、このお店でバイトしていた大学生(といっても平日は公務員をして日曜にこのバーでバイトをしている)の男の子がとても素朴そうだったので、色々話を聞いてみることに。


あら女「卒業したらどうするの?」

男の子「アメリカとか海外で働きたいな。今はお父さんがアメリカで出稼ぎしてるから、今日着てる服や靴、キャップも手に入っているんだ。キューバは大好きだけど、何もないから。。」
あら女「そっか、ところでクリスマスは何するの?」

男の子「お金なくてレストランいけないから、家でチキン食べて過ごすくらいかな〜」


あら女「みんなそんな少ない給料でどうやって生活してるの?」

男の子「もちろん配給の食糧月3000円程度の微々たる給料では生活できないから、キューバ人の大半は海外に家族か親戚がいて、その人が物資やお金を援助してくれてるんだ」

 

男の子は話しながら扇風機をつけようとしたけど、古くてなかなか動き出さず、プロペラを手で回して勢いつけながら、

「これがキューバさ!」

って苦笑いしていたのがなんとも心に残った。

 

そっか~、結局みんな平等な社会主義のはずが、実態はけっこうな貧困で、いかに外貨を得るか(海外に住んでる人とのコネを作る)がキューバで生きる上でかなり重要ななのか、、、。
あら女は、そんな姿を見たり聞いたりしていて、キューバは国としては「社会主義」だけど、個人単位で「資本主義」がかなり浸透しているように感じました。←個人的な感想。

 

なんか、話がだいぶ脱線しましたが(笑)、こんなふうに地元民と密に関われるのがこのルンバイベントの良さでもあります!!

そして!音楽と踊りに国境はありません♪♪


すこし奢らされたとしても(笑)、元はとれるくらい楽しめると思います(←ただし、エスカレートする要求には注意!)。

 

「日曜日のお昼はルンバイベント♪」
是非キューバ人のパッションを感じに足を運んでみてください♪

 

Adios~!!!

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